まっちゃんの経営ブログ

人生のツール

みなさん、こんにちは。
皆様の成長促進パートナー
中小企業診断士のまっちゃんです。

ご縁があり社外の若手社員の育成に関わっています。
その中で気付いたことは、彼らもまた同じような悩みや問題意識を持っていることでした。自分の仕事に対する向き合い方や意味づけが、彼らの成長に大きく影響していることがわかりました。

中小企業診断士の資格と取ろうと思ったのは、経営者のお役に立ちたいとの志があったから。でも一人でできることは限られるので、学んだ知識や経験を分かち合い、同じ目標を持つ仲間を増やしたいと思ったことも動機付けとなりました。
なので、直接育成に関わる機会に恵まれた私は幸せです。さらに若手の方との対話は心も若返ります。いいことばかり。

育成の支援に携わり感じたことは、彼らは会社の状況を観察し問題意識を持っているということでした。
『自分はこういう仕事をしているけれども、能力を高めるためにどうしたらよいかわからない。』『他に身に付けなくてはいけないことがあるのではないだろうか、でもどうしてよいかわからない。』『いまの仕事は楽しいけれども、日々の業務をこなしているだけのように感じることがある。』
などなど。
これらに共通することは何でしょうか。
私は仕事の向き合い方なのではと感じました。

会社からの給料や評価は変わらなくても、自分の内面的な満足感や喜びを感じる仕事に出会えたら天職なのかもしれません。彼らの成長に大きく左右するのは、どんな仕事をするかも大切ですが、どう仕事をするかが大切なように感じます。

いろんな経営者とお話をすると、話題に上がるのが、『うちの社員は言ったことしかしない。』『いつも大人しい、もっと意見を言ってほしい。』『会社を引っ張っていく人間に成長してほしい』などです。
実は、若手社員は十分に意欲は持っているけれども、潜在的な能力を十分に発揮できていないといえるのかもしれません。

簡単なことではありませんが、社員が自分の仕事に意義を見出し、成長できる環境を提供できるのは、経営者にしかできない特権。
仕事の意味づけを意識して関わる社員が育ってくると、与えた仕事の以上のことをしたとしても、それは自分の成長の糧と思い、会社への貢献につながり、会社全体も発展していくことでしょう。

人生の中で大きな時間を占める仕事。私たちはその仕事を通じて、自分の可能性を広げ、喜びを見つけることができます。
せっかく仕事をするのだから、あの会社との出会いで、私の人生が輝いた。
そんな妄想(もう、そう、なってる)なっている未来を楽しみに、彼らが成長し、喜びを見つける手助けに、これからも努めていきたいと思います。

皆さまの会社も、さらに妄想(もう、そう、なってる)なっていますように。

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