松村 秀史 Hidefumi Matsumura
中小企業診断士として、売上拡大支援、経営改善支援、経営計画書作成支援、創業支援、補助金申請支援等に従事。その他、経営計画作成支援セミナー・相談会等に登壇、経営者の立場に立った親身な対応、また事例を交えた具体的で分かりやすいと好評いただいています。
【主な公職等】
中小企業庁 長崎県よろず支援拠点 サブチーフコーディネーター
長崎県信用保証協会 専門家
長崎エキスパートバンク専門家(県内商工会議所)
長崎県商工会連合会 エキスパートバンク専門家
佐賀県商工会連合会 専門家
板橋区創業支援ネットワーク専門員
(公財)長崎県産業振興財団 企業インストラクター兼専門家
(公財)佐賀県地域産業支援センター 専門家(令和3年3月事業終了)
(一社)佐賀県中小企業診断協会 正会員
(一社)長崎県中小企業診断士協会 正会員
(一社)長崎県発明協会 知財アドバイザー
長崎県事業承継ネットワーク 専門家
その他
商工会・商工会議所等において、経営計画作成セミナー、創業セミナー等の講師・個別相談会などに従事。
【経歴】
平成26年8月 中小企業支援機関を退職(22年5カ月勤務)
平成26年9月 DSSコンサルティングを開業
松村秀史の想い 動画編
私のコンサルティングの想いについて、動画でお伝えしております。
ぜひご覧ください。(収録時間:2分57秒)
事務所設立の想い
私は中小企業を支援する公的な組織に22年間所属し、平成26年9月に中小企業診断士事務所(DSSコンサルティング)を開業しました。
『お客様に笑顔と喜びを提供すること』を信条に、企業様の売上拡大、資金繰り、そして、創業や起業家の支援といった、経営者の意志決定のお手伝いをさせていただいております。
私のところには様々な課題を解決しようと経営者の方が相談に見えます。
この6年間でご相談は延べ5,000社を超えました。千本ノックのような毎日を過ごしています。
私はバブルがはじけたころに、社会人になりました。
しばらくすると急激に景気が冷え込みました。父が勤めていた会社は地元でも優良企業でしたがあえなく倒産。
同様に地元企業でも倒産するところが目立ちはじめた、そんな時代でした。
当時の私は職場で企業向けの保険の担当をしていました。
日々の資金繰りに追われ、遅れながらも従業員の保険を必ず納めに見える事業者さんがいらっしゃいました。
しばらくお顔をみていないなと思っていた矢先、商売が回らなくなり廃業されたと聞きました。
擦り切れた作業服を着て、懸命に働く姿をみながらも、経営の知識が乏しい私は何もお手伝いすることができず、悔しい思いをしました。
経営の基本を知っていれば、資金繰りのやり方をお伝えできていれば、この事業者さんを何かの形でお役に立てたのでは。
そのような思いがきっかけとなり、現在に至っております。
弊所は大きな事務所ではありません。
以前は助手に優秀な文鳥がおりましたが、今は椅子の後ろにある書棚の上に置いてある骨壺の蓋の隙間から、静かに私を応援しています。
そのため、今は一人で、一度にたくさんの仕事を受けることができません。
なので、自らが中心となって取り組まれている企業でないとお手伝いができません。
一方で、制約のある小さな事務所のお陰で、恵まれていることもあります。
主体的に取り組む企業が課題を解決して、自ら新たな課題に取り組まれる成長した姿を身近で感じられるからです。
経営コンサルタントの仕事は、必要とするときに必要とするモノを提供する一時的なサービスです。
私は、また必要とされるときに、声をかけてくださったら、それでいいのです。
あなたが望む未来を願って。
DSSコンサルティング 代表 松村秀史
出典:2008年2月6日 長崎新聞「あの人 この人」記事