まっちゃんの経営ブログ

「あの人、なんであんな言い方するの?」がスッキリする心理学 〜人間関係はもっと面白くなる!〜

みなさん、こんにちは!
伴走型 組織づくりパートナーのまっちゃんです。

経営の現場で、こんな風に感じること、ありませんか?

「うちのエース、仕事はできるけど、なんだか言い方がキツくて…」
「会議でニコニコしているけど、本音を言ってくれていない気がする」
「あの人と話すと、どうも話のテンポが合わなくて疲れてしまう…」

ああ、分かる!とうなずいたあなた。そのモヤモヤは、性格の不一致?が原因じゃないかもしれません。
もしも、単なるコミュニケーションの「スタイル」の違いを知るだけで、驚くほど人間関係が楽になるとしたら、、、
今回は、そんな魔法?のような心理学の世界へご案内します!ゲーム感覚の楽しむ気持ちで、目を通していただけたらと思います。

このブログを読むと、こんな未来が待っているかも?

「あの人が冷たい」と感じる理由の、意外な正体が分かる!
自分と相手の“話し方クセ”を、笑いながら客観的に見つめられる
チームの空気を良くする、魔法のコミュニケーション術が手に入る
人間関係を「我慢」から「面白い!」に変えるための実践ヒントが満載!

目次

すれ違いの正体は、性格ではなく“スタイル”の違い

私たちは誰でも、無意識の“話し方のクセ”を持っていますよね。
「で、結論は?」と急ぐ人、「ちょっと聞いてよ〜」と話が広がる人、「念のため確認ですが…」と慎重な人などなど。

1960年代に心理学者のデイビッド・メリルさんロジャー・リードさんという方たちが、たくさんのビジネスパーソンを観察して見つけ出したソーシャルスタイル理論という考え方があります。人を4つのタイプに分類し、行動・思考・感情の特徴を理解する心理学で、アメリカの教育機関や企業研修で広く採用され、現在では世界中で「人間関係を円滑にする実践心理学」として活用されています。

主張の強さ × 感情表現の強さ でマトリクス化されたものです。

自己主張(Thinking)
自分の意見をどれだけハッキリ、スピーディーに伝えるか

感情表現(Feeling)
感情や気持ちをどれだけオープンに表すか

この2つの軸を組み合わせて、人のスタイルは大きく4つのタイプに分けるというものです。みなさんの周りの人たちは、どのタイプが多いでしょうか?

4つのソーシャルスタイルを覗いてみよう!

タイプ特徴キャッチコピー
ドライビング自己主張が強く・感情表現は控えめ。決断が早く、結果を重視!「結論から言おう!」なリーダータイプ
エクスプレッシブ自己主張が強く・感情表現も豊か。アイデア豊富で、ノリがいい!「ねぇねぇ、面白いこと思いついた!」な楽天家タイプ
エミアブル自己主張は控えめ・感情表現は豊か。人の気持ちに寄り添い、協調性を大切にする!「みんな、大丈夫?」なサポータータイプ
アナリティカル自己主張は控えめ・感情表現も控えめ。データと事実に基づいて、じっくり考える!「その根拠は?」な分析家タイプ

「あるある!」で笑える? 各タイプ

ドライビングな人は、とにかくパワフルで頼りになる存在。でも、感情表現がクールなため、時に指示が「冷たく」聞こえちゃうこともあるようです。

エクスプレッシブな人は、いるだけで場が明るくなるムードメーカー。ただ、話しているうちに次のアイデアが浮かんで脱線しがち?

エミアブルな人は、最高の聞き上手で、チームの潤滑油。でも、平和を愛するあまり「NO」と言うのがちょっと苦手なようです?

アナリティカルな人は、「なぜ?」を5回繰り返し、納得するまで動かない慎重派。正確な仕事ぶりはピカイチ?

これは「決めつけ」の道具じゃない!

ここで、ひとつだけ、とっても大事なことをお伝えします。
この理論は、○○○占いのように「あの人はドライビングだから、こうに違いない!」とレッテルを貼るためのものじゃ、決してありません。

あくまで、相手のコミュニケーションのクセを理解して、もっと仲良くなるための「ヒント」や「きっかけ」づくりのものです。

人は誰でも、この4つのスタイルを持っていて、状況によって顔を出すスタイルも変わったりします。
大切なのことは、この理論に触れることで、目の前の「その人」自身に、より興味を持つことだと思います。


「理解」から始めれば、世界はもっと優しくなる

人間関係を楽にするコツは、相手を変えようとすることではなく、相手の世界をちょっと覗いてみることだと思いいませんか?

「あの人の話し方は、アナリティカルのスタイルだったのかも」
「だから、データが必要だったんだな」

そう思うだけで、イライラが「なるほど!」に変わるかもしれません。

違いは欠点ではなく、チームのバランスを保つために必要なもの。なので、相手のスタイルを知ることは、その人の新しい魅力に気づく第一歩にもなるように感じます。まずは、目の前のあの人に、少しだけ興味を持つことから。みなさんの世界はもっと豊かで、優しいものになるかもしれませんね!


自分のスタイルを知りたい!と思ったら

「じゃあ、自分のタイプって何だろう?」と気になった方も多いのではないでしょうか。
Web上には、簡単な質問に答えるだけで自分の傾向が分かる診断テストがたくさんあります。

たとえば、下のキーワードで検索して、ご自身のスタイルを探求してみてください。

「ソーシャルスタイル 診断 無料」
「ソーシャルスタイル理論 テスト」
 など

ご感想やご意見など、フィードバックをいただけると、とっても励みになります。
今回のソーシャルスタイル理論を含め、こんな解釈もあるよとか、こんな理論があるよなど、ご助言いただきたいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

皆様からのご助言、情報提供などは、こちらからお気軽にお寄せください。

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