まっちゃんの経営ブログ

経営を伸ばす秘訣は柔軟性と共感力?

これまでの経営支援の現場から学んだ『相手に変化を求めず、伸びることを一緒に考える』の大切さ。関連して、人手不足対策に触れました。

みなさん、こんにちは。

忙しいから 楽しいに。~ 未来が見える(だから)笑顔になれる ~
皆様の成長促進パートナー
中小企業診断士のまっちゃんです。

経営が伸びている経営者って、どのようなイメージをお持ちですか。
私は経営コンサルタントとしてこれまで1,000名を超える経営者とお会いし、共通する特徴に気づきました。そのうち印象的だったのは、人の意見を素直に受け入れて、すぐに実践される姿勢でした。
まっちゃんと会って、ほんとは、『そうではない』と思われたこともあったでしょうが、たとえそれが自分の考えと異なる場合でも、素直に受け入れ、新たな試みに挑戦する勇気を持っておられました。

そうは言っても、否定されたり、やりたくないことは誰にとっても楽しいものではありません。そこで私が心がけていることは、相手に変化を求めず、よい点を伸ばすことを一緒に考えるというものです。

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               できるかどうかは考えない。

かつては、「こうあるべきだ」とか、「自分の意見が理解されないのは自分に問題があるのかもしれない」とか考えていました。つまり自己完結していたのです。しかし、経験を重ねるうちに答えは相手が持っている。だからこそ、相手の立場や考え方を理解しようと努めることが大切なことに気づきました。

もちろん、すぐに気づけたわけではありません。自己研鑽や多くの方と出会い経験を積むことで、学びと実践が結びついたことがきっかけのように思います。しかし、今も毎日が反省の日々。学びと実践を続けながら、より良い経営コンサルタントになるために努力しているところです。

今回お伝えしたいことは、経営が伸びている経営者像もそうですが、『相手に変化を求めず、伸びることを一緒に考える』といった関わりの大切さについてです。言い換えると、『話を聴いて共感する。そして良い点を認める』ということです。

この関わりは組織力向上にも横展開できます。例えば、人手不足への取り組みだとどうでしょうか。
ご存じのとおり、人手不足が深刻化しています。人を入れたくても求職希望者はいないし、すぐに社員が辞めていく。このような問題は、地方ではより深刻です。

ご存知のリクルートが運営するリクナビNEXTでは、『退職理由の本音ランキング・ベスト10』を公表しています。

1位 上司・経営者の仕事の仕方が気に入らなかった
2位 労働時間・環境が不満だった
3位 同僚・先輩・後輩とうまくいかなかった
・・・・・・・

人間関係に対する不満がベスト3に2つ入っています。

では、『退職理由のタテマエランキング・ベスト10』ではどうでしょう。

1位 キャリアアップしたかった
2位 仕事内容が面白くなかった
3位 労働時間・環境が不満だった
・・・・・・・

本音とは大きくかけ離れているように感じたのではないでしょうか。

人手不足を解消するために、『話を聴いて共感する。そして良い点を認める』だけでいいの?と思うかもしれませんが、アンケート結果からも読み取られるように、まずはお互いが対等な関係であるという姿勢が、気持ちよく働ける環境をつくり出す第一歩となるように思いました。
皆さんはどうお考えですか。ぜひ、声を聞かせてください。

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               みんなで育む気持ち。

成功しておられる方は、常に学び、成長し続ける姿勢を持っておられます。
私も柔軟性と共感力を高められるように努め、未来への挑戦を楽しむ道を歩んでいきたいです。

こちらのサイト(note)からもご覧いただけます。

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