DSSで助手を務めている松山と申します。よろしくお願いいたします。
今年初めての訪台は、台湾のキャリア「スターラックス(STARLUX」航空」を選び、
往路: 東京成田〜台北桃園【JX801】
復路: 台北桃園〜大阪関西【JX822】〜 東京羽田【NH992】
というルートで往復しました。
目次
往路(成田~台北桃園)~はじめに
スターラックス(星宇:JX)航空は、2020年に運行を開始した新鋭の航空会社。FSC(フルサービスキャリア)戦略を取り、サービスの良さで人気があります。日本路線の開拓にも積極的で、すでに多くの地方都市に就航しています。
前から気になっていた航空会社でしたが、なかなか利用する機会がなかったので、今回無理矢理ルーティングしてみました。

利用した感想ですが、大変良かったので今後もお世話になりたいと思いました。
最近の日台路線は非常に充実していて競争も激しいですが、JXは他のキャリアに負けない価格・サービスを提供していますね。今回は、往路エコノミー(Y)、復路ビジネス(C)で発券して、それぞれのクラスを体験してみましたので、少しだけ紹介させていただきます。
成田空港にて
羽田の発着枠を持っていないスターラックスは、関東地区では成田が台湾に向かう空港となります。最近の台湾行きは羽田チョイスだったので、ちょっと新鮮な気分で空港に向かいました。
が、電車で向かう途中、結構なトラブルに遭い、乗り遅れるのではないかと肝を冷やしました。移動時間を十分に確保していたので助かりましたが、突発的な出来事が複数起こったので、ろくにアナウンスもなく、駅員さんもお手上げ状態でした。すぐに時刻表と路線図を開いて、代替案を検討したり、タクシー料金を計算したり。最短の乗り継ぎルートをまとめて、駅員さんに確認し、後続の列車に飛び乗りました。

なんとかチェックインカウンターのクローズ時間に間に合い、荷物を預けて無事出国。制限区域に入って、やっと一息つくことができました。
成田発では、バンコク行きと那覇行きをノーショーしたことがあるので、トラウマになってるんですよね。別に成田空港が悪いわけではなくて、どちらも天候のせい(雪のため電車がストップ)でしたが・・・。

ボーディング&機内
往路はYの通路側座席なので、グループ5で最後の搭乗です。
時間もあったので、ゲート前でのんびり飛行機を眺めていました。
機材は、エアバス社の「A350-900」。飛行中も機内がとても静かで快適なのでおススメの飛行機です。座席で迫力あるエンジン音を楽しみたい諸兄には、物足りない機材かもしれませんが(退役が進んでますがB777のエンジン付近の座席なら爆音が楽しめます)。

周りを見渡すと、乗客は台湾人7:日本人2:その他1、って感じでしょうか。お土産を抱えて楽しそうにおしゃべりしているグループがあちこちにいたので、台湾に向かう機内も賑やかそうです(疲れてないのかな?)。
特に遅延もなく(滑走路前での待機もなく)、無事離陸。ロールスロイス社の専用エンジン「Trent XWB-84」は、パワフルだけど非常にスムースに盛り上がるので「あれ?もう飛んでるの?」と離陸に気づかないほど優秀です。

Yの搭乗率ですが、前方コンパートメントは7割程度、後方は5割程度でした。ゲート前では結構な人数が待機しているなと思いましたが、350座席を備える長距離中型機(航空管制基準では大型機)ですから、余裕があるのでしょう。

席の配列は中型機クラスでは標準的な3-3-3ですが、XWB(エクストラワイドボディ)という名を冠するA350ですから、横の間隔に少しだけ余裕がある感じがしました。さらに私の隣は空席だったので非常に快適に過ごすことができました。因みに一人旅の時の私の座席チョイスは、中央ブロックの通路左側です(〇〇〇 ★〇〇 〇〇〇)。

Y最前列はエクストラレッグシートで快適に足を延ばせるのですが、アームレストもモニターも固定なので好き嫌いが分かれるかも。自社上級会員か追加料金を支払うと指定できる座席ですが、今回は全て空席でした。
機内エンターテインメント(Inflight Entertainment・IFE)はかなり充実。タッチパネル型の個人モニターで楽しめるコンテンツは、長距離線仕様のせいか数時間のフライトではとてもチェックしきれません。台湾のPOPSやROCKも用意されていたのでリストを眺めてみましたが「蕭煌奇(シャオ・ホワンチー)」があったのにはちょっとびっくり。いいセンスしてます。「你是我的眼」は超名曲なので、ぜひ聴いてみてください。
自分は基本的にフライトマップをオートプレイにしたまま爆睡するので、あまりIFEは使わないですが、このJXは楽しかったので一通りいじってみました。インストールされている麻雀なんかは、台湾ローカルルールなので新鮮でした。日本と違ってあんまり「役」って概念がないようですね。とにかく早く牌を揃えて勝つって感じです。展開がかなりスピーディーでなかなかあがれない。
機内食のメニューもモニターですね。JXはHP上で全クラス事前予約できるのも良いです。予約しておくと品切れの心配がなく、配膳も優先されるので楽ちんです。


Yでもオリジナルカクテルを選べるのがすごいですね。配膳の時にミールカートを覗いたのですが、缶で事前に用意されているようでした。
機内食
離陸後30分ほどでギャレーが賑やかになり、ミールサービスが始まりました。

今回は「カツ丼」を事前予約しておきました。成田積込みなので、「日式勝丼」ではないだろうと思い選択しましたが、なかなか美味しかったです。卵とじは半熟で、彩りも良い感じです。副菜はありませんでしたが、フルーツのカットは大ぶり、パンも温められていたので「がんばってるなぁ」という印象を受けました。炭水化物多めなのはご愛敬で。

国際線で「豚肉」を選んでくるあたりが台湾キャリアの矜持かなと思ったり。Yあたりだと鶏肉か魚が無難なんですけどね。JXは数多くの特別食を用意しているので、食事制限や宗教的戒律で選択に縛りのある方たちのニーズにもきちんと応えています。

面白かったのは「ビール」をカートに積んでいなかったこと。日系のキャリアでは考えられないのですが(ビールを選ぶ人が多い)、台湾人が多く搭乗するJXでは、そんなにオーダーが無いのでしょう。実際に私の周りではコーラが人気な感じでした。
「金牌ください」と言うと「ギャレーにあるので後で持ってきますね」と丁寧に返されたので「じゃあ、とりあえず白ワインいただけますか?待ってますね(にっこり)」と食前酒を確保しました。
お茶請けに「プレスバターサンド」が提供されたのには驚きました。台湾の友人に「悩んだらコレ(プレスバターサンド)買ってけば良い」と断言されたほどの、人気東京土産です。気合入ってるなぁ、JX。

感覚的なんですが機内食とドリンクの内容を見るに、JXはやっぱりBR(エバー航空)を意識してるのかなぁと感じました。お茶請けとか和食のチョイスとか・・・C(ビジネス)のお酒のラインナップとかも。
まあ、JXはBRをライバル視しても仕方ない経緯を抱えた航空会社ですからね。

短距離線の日台便だと、レベルフライトの時間は2時間程度なので、食事を済ませて一息つくと、降下準備のアナウンスが始まります。フライトマップを観ると沖縄本島付近、機長から「あと30分で降下を開始します」と案内。CAさんはやることがいっぱいあるのでバタバタしてます。機内販売とかを準備してますが、本来の仕事は、保安(安全)要員なんですよね。離着陸の時が忙しい時間帯です。ありがとうございます。

台湾桃園国際空港には定刻通りに到着。時間帯が良かったのか、パスポートコントロールも空いていたので、スムースに入国することができました。
桃園空港から台北市内にはMRTで行けるので楽ちんです。以前は国光客運のバスを利用して台北駅に向かいましたが、便利になりました。途中、バスがぶっ壊れて強制下車させられたことを思い出します。あの時はMRTの駅が近かったせいか、みんな文句言わずにトボトボ歩いて行きました。今となっては良い思い出です(良くはない)。
短距離線でもクオリティの高いサービスを提供してくれたスターラックスですが、アッパークラスのビジネスはどんな感じなんでしょうか?
次回の旅行記で綴りたいと思います。

(note)からもご覧いただけます。
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