今回はパートナー診断士 松山さんのブログになります。
こんにちは。
DSSで助手を務めている松山と申します。よろしくお願いいたします。
喫茶店巡りが好きです。
仕事柄、移動する機会もあるので、立ち寄った街で気になる喫茶店の扉を開けるのが楽しみだったりします。チェーン店は時間調整や打ち合わせの時に利用できるので、狙うのは専ら個人経営のお店です。特に昭和な純喫茶(=レトロ喫茶)は、どんどん店を畳んでいるので時間的猶予がありません。気になるお店は後回しにせず、機会をつくって訪ねるようにしています。
お店の選定ですが、自分の中で個人経営の店を「レトロ喫茶」と「オシャレ喫茶(=カフェ)」に分類して、興味があるお店をピックアップしています。
レトロ喫茶は長い年月を積み重ねて、オシャレ喫茶は斬新なアイディアや工夫をぎゅっと詰め込んで魅力を創り上げています。どちらのお店でも受ける感動や満足の総量は同じですから、そこは好みになってくると思います。レトロ喫茶は閉店の可能性もあるので優先度は高いですが、基本は「いいな」と思った直感に従ってお店を選んでいます。
レトロでもオシャレでも人気店には必ず何らかの魅力や特徴があるのですが、共通して言えるのは店主のこだわりが伝わってくるという点です。堅苦しく言えばコンセプトが確立しているということでしょうか。人気店の多くがわかりやすい「売り」を持っており、私もそのこだわりを楽しみに珈琲を注文するのだと思います。珈琲の淹れ方、豆の仕入れ、お店の雰囲気、美味しいケーキや軽食等々…こだわり方はたくさんかつ無限の組み合わせ。珈琲をすすりながら「このお店の魅力って何だろうな?」と頭の体操をするのも面白いです。逆にお店の思いに共感できなければ、とても居心地が悪い空間で過ごさなければなりませんが…。
喫茶店は古くからある業態ですが、まだまだ奥が深い世界だと思います。
また喫茶店の空間というのは妙に集中力を高めやすく、後回しにしていた案件のことを考えたり、読み物をすることができるのでとても助かります。特に税務や商法関連法規の通達に目を通すのはとても疲れるのですが、心地よい空間と珈琲の良い香りに囲まれているとやる気ゲージがぐんと上がって一気に読むことができます。その点でも喫茶店巡りは仕事の上でも非常に重要な習慣だと言えるかもしれません。少しこじつけ感はありますが。
色々なこだわりを楽しみながら美味しいものをいただく。そして仕事もはかどる。この素晴らしい空間に魅入られて、今日もぐるぐると喫茶店を巡っています。
こちらのサイト(note)からもご覧いただけます。
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