まっちゃんの経営ブログ

フルーツ天国「台湾」に行ってまいりました 〜今がシーズンです

フルーツ天国「台湾」に行ってまいりました 〜今がシーズンです

こんにちは。
DSSで助手を務めている松山と申します。よろしくお願いいたします。

短期間ですが、駆け足で台湾に行ってまいりました。
目的は今が旬のマンゴー(+フルーツ)を食べるためです。

台湾の気候は結構複雑です。北回帰線を挟んで温帯と亜熱帯の両方に属し、島の中心には標高2000メートル以上の山々が連なっています。沖縄より南に位置しながらも中国からの大陸性気候に影響しやすく、常夏の島という訳でもありません。短い期間ですが寒い時期もあります。その時は風邪薬のテレビCMが増えたりします。

台湾の果物もその複雑な気候の影響を受けるためか、とても種類が豊富で、年間を通して色々な味覚が楽しめます。
今の時期ですとお馴染みの「マンゴー」、「ライチ(なごり」)、「パパイヤ」、「パッションフルーツ」等々…。毎年、旬の時期は変わりますが、概ね6月下旬〜7月上旬はベストシーズンになります。ですからフルーツを楽しむなら、この時期の訪台はオススメのタイミングだと思います。

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今頃の時期は、フルーツの種類が特に豊富になります

 

また現地に行けば、同じ果物でも様々なバリエーションが楽しめます。例えばマンゴーならお馴染みの「愛文※1」、香りは控えめで甘くて大きい「金煌」、香り豊かな「黒香」、品種改良されて良いとこ取りの「玉文」や「夏雪」、たまに見かける小さくて水分たっぷりの「鶏蛋」など実に豊富です。
どれもそれぞれ特徴があって美味しいので、食べ比べも楽しいです。
旬の時期に行くからこそできる体験です。

※1 愛文(アップルマンゴー)は、日本では宮崎マンゴーが有名です。

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王者「愛文(左前)」とニューカマー「夏雪(右前)」、レジェンダリー「金煌(奥)」 

滞在中、台湾では全地域で高熱警報が発令されていました。北部台北の日中の温度は35〜37℃、夜も30℃越えでとても暑かったです。
また、台湾の施設内の冷房は凶悪に効いているので、屋内外の寒暖の差も激しいです。身体が温度変化について行けず大変でした。

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訪台中はずっと快晴。夕方、スコールが降る日がありましたが、概ね天気に恵まれました 

現地に着いて、まずは果物屋さんに行って旬のフルーツをチェック。気になるマンゴーですが今年は不作とのことで、思ったより多くは並んでいませんでした。ただ、どんどん新しい品種が登場しているので、店頭に並ぶ種類は増えている気がします。今回は王者の「愛文」にこだわらず、色々な味覚を試してみることにしました。
またこの時期に訪台すると、お会いする方に果物を差し入れていただくことも多いので、フルーツを食べる回数も量も増えることになります。日本には持って帰れないので、全て美味しくいただかなければなりません。不作だろうが豊作であろうが、結局は食べまくることになります。

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果物屋さんで選んだマンゴーたち。「愛文(左)」と「夏雪(右奥)」、「黒香(右前)」 

マンゴーは主に果物屋さんで購入するわけですが、台湾のお店は日本とは少し違います。日本の店舗では贈答品の購入がほとんどですが、台湾では日常使いで利用されます。その日の朝に市場から仕入れた果物を店頭に並べて売るといった八百屋さんのようなスタイルです。店先には旬のものがずらりと揃えられ、店の壁際には贈答用の高級フルーツが重々しく陳列されています。

あと、果物は基本的にグラム売りです。一斤=600g単位で値付けされています。備え付けのビニールに買いたいだけ詰め込んで、レジで重さを測ってもらって精算します。言葉がわからなくても、レジスターには値段が出てきますし、手のひらにお金を載せて見せれば、請求額を取ってもらえるので難しくはありません。日本語か英語でコンタクトを取れば、こちらが台湾人でないとわかるので上手く対応してくれます。もちろん簡単な台湾華語や台湾語でコミュニケーションが取れればベストですが。

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「愛文(アイウェン)」は香り良し、味良し、食感良し 

また果物の目利きですが、これは本当に難しいです。当たりを選ぶ方法も食べ頃を判断する方法も、諸説あって人それぞれ違ったりします。「表面に黒い斑点(シュガースポット)が出たら食べ頃だよ」とか、「実と枝を結ぶ根本の部分が枯れたらOK」とか、「そもそも色むらがないものを選ばないとダメ」とか、何が正しいのか良くわかりません。果物屋の老板(店長、社長)ですら答えがバラバラなんですよね。
ただ、どれが美味しいのか聞けば「いつ食べるの?明日?じゃあこれが良いよ」と老板の確かな目利きで選んでくれるので、任せてしまえば良いと思います。あと購入したフルーツは、ホテルの部屋に放置しないでくださいね。あっという間にアリさんが獲物を見つけて集まってきますので。

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「玉文」は愛文の香りを少し抑えて甘さは強め、サイズが大きめなのが特徴 

で、マンゴーに対する感想ですが、今年の「愛文」は昨年に比べて甘さも香りも控えめでした。一個大体、60元ぐらいでしたから、日本円で300円(1元=5円)程度でしょうか。価格も少し高いと感じました。
一方、今回しっかり味わった「夏雪」は、味のバランスが良くて美味しいと思いました。数年前に登場した新品種で「愛文」より香りは控えめで「金煌」まで甘くなく、繊維質でもなくてかなりジューシーという良いとこ取りのマンゴーでした。今後も期待です。

また普段はあまり食べないのですが、「芒果冰(マンゴーかき氷)」もいただきました。とにかく暑くて、身体を冷やさないと危険だと思ったので、「芒果冰」でクールダウンしました。暑い時に食べるかき氷は美味しいですね。

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「芒果冰(マンゴーかき氷)」は、デザート屋さんの夏の主力商品。お店によってマンゴーの種類や氷の細かさが違ったり、練乳がかかってたり、黒砂糖シロップがかかってたりと差別化が図られています 

この時期の台湾フルーツは、マンゴー以外にもたくさん美味しいものがあります。シーズンということもありますが、品種改良のお陰で収穫時期の幅が広がっている気がします。ですから果物屋さんに並ぶフルーツの種類が、昔より格段に増えていると思います。
個人的にですが、梨とリンゴの合いの子のような味(表現できない味です)でみずみずしさが魅力の「蓮霧」、濃厚な味でお通じにも効果的な「木瓜(パパイヤ)」、香りは濃醇でさっぱり味の「芭樂(グアバ)」、ほてった身体をクールダウンしてくれる「西瓜(スイカ)あたりもオススメしたいです。私もいただきましたが、とても美味しかったです。

因みにFSC※2の台湾〜日本線機内食で提供されるカットフルーツは、種類が多くて華やかな気がします。パイナップルやスイカ、メロン(瓜)があったりして、ちょっと嬉しかったりします(日本積み込みかもしれませんが)。
最後までフルーツに浸れる台湾の旅となりますね。
私も旅の〆に楽しませていただきました。
ごちそうさまでした。

※2 フルサービスキャリア。

最後に。
マンゴーは果物の中でもかなり好きな私ですが、実はアレルギー(うるし科は×)持ちだったりします。
摂取許容量があるようで、それを超えると無慈悲に反応が出てしまいます。水泡のようなものが身体の中からふき出して、指の間や唇がかぶれてしまいます。
マンゴーは1日一個以上食べると危険な水域となるので、気軽に飛びつくことはできません。結局は思う存分いただくのですが。
とても残念な体質なんですが、アレルギー上等で毎度、台湾へ食べに行くのです。
今回も・・・ダメかもです。現在、唇ガッサガサです。指は・・・帰国後一週間がヤマですね。がんばってくれ、オレの身体。でも念の為、皮膚科の診察券探しとかなきゃ。

閑話休題。
今回、初めて羽田空港第2ターミナルから出国しました。2020年に新設されたターミナルだけあって、出国までの動線はかなり自動化&省人化が図られていました。顔認証の出国審査やセルフバゲージドロップ、今後はどの空港もこのようなカタチになっていくんだと思います。疫病前ですが、シンガポールのチャンギもこんな感じだったなと思い出しました。

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効率的な仕組み&限定運行のためか、ガラガラの羽田空港第2ターミナル国際線エリア。お世話になったタクシーの運転手さんの話だと、第3ターミナル(旧国際線ターミナル)と第2ターミナル国際線を勘違いするお客さんが時々いるとのこと。認知までしばらく時間がかかりそうです 

こちらのサイト(note)からもご覧いただけます。

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