こんにちは。
DSSで助手を務めている松山と申します。よろしくお願いいたします。
和洋菓子店を全国展開するシャトレーゼさんが運営するホテルに宿泊しました。
以前から気になっていたのですが、先日、甲府に行く用事があったので思わず予約してしまいました。本当は日帰りでも帰れるスケジュールだったんですけどね笑。

お世話になったホテルは、同社が「かんぽの宿」を買い取ってリブランドしたらしく、確かに施設はちょっと古めかしくて「官製」の雰囲気が漂っている気もします。広々としているけどちょっと簡素な感じですね。

もちろん宿泊料も高級ホテルの価格設定ではないですし、サービスも十分で満足な滞在となりました。1泊2食(夜朝)付きで1万円ちょっとでしたから文句あるわけないです(一部福利厚生利用)。滞在した部屋も広くて快適でしたが、浴室が無くて大浴場を利用しなければならないのが残念だったかな。私、浴槽無くてもOKなシャワー派なので、お風呂にこだわりないんですよね。だから大浴場より狭くても部屋風呂派なんです。
大浴場は温泉らしいので、温泉好きの人は満足できると思います。


で、このホテルの面白いところは、シャトレーゼの世界を楽しませてくれる演出がたっぷりあることです。ウェルカムサービスとしてシャトレーゼのケーキ 10種類くらいの中から選べたり(しかもハイブランドのYATSUDOKIのケーキです)、店舗で販売しているアイスが無料で提供されたり、レストランの食後のデザートももちろんシャトレーゼ製です。ロビーにある売店ではシャトレーゼのお菓子を購入できますし、バウムクーヘンの製造工房が併設されているので、タイミングが合えばできたてのものが食べられます。


あまりにもシャトレーゼのお菓子推しなので、宿泊機能付のお菓子を食べる場所、シャトレーゼ版オーベルジュって言ったほうが良いかもしれません。
この施設の良いところというかシャトレーゼさんの上手いところは、多角化としてのホテル運営をちゃんと本業のお菓子販売とリンクさせていることだと思います。
宿泊者がこの施設でシャトレーゼを丸かじりで体験するわけですから、お菓子の宣伝にもなるしファンを増やす手段にもなっています。上手いね、シャトレーゼさん!


私もホテルで「YATSUDOKIのショートケーキ」を美味しくいただいて「今度お店で買おう」と思っちゃいましたから。まんまと囲い込まれましたね。
あと今回、再認識したのですが、シャトレーゼのお菓子って美味しいんですよね。「日本中で受け入れられてる成功の味なんだよな」と好物の「チョコバッキー」にかじりつきながらあらためて思いました。もぐもぐ。

また、今回の滞在で一番びっくりしたのはスタッフさんのホスピタリティの高さでした。公私共に外泊する機会が多いのですが、このシャトレーゼホテルに対するサービス満足度は、記憶にある中ではトップクラス。予約時の応対から、チェックイン時の気配り、レストランスタッフの機転等々、感動を覚えることは数多く、滞在中は何一つ首を傾げることがありませんでした。
ホテルの扉を潜った時から、ドアマンの方の応対で「今回の滞在は良いものになりそうだ」と直感したのですが、間違いではありませんでした。特に唸らされたのはハウスキーパーの皆さんや朝食会場の配膳の方達、ホテルの運営を裏から支えるスタッフの対応です。ちょっとしたリクエストにも笑顔&柔軟に対処していただきましたし、気配りと機敏な対応は正にプロの仕事ぶりでした。
一方でこのホスピタリティの高さをスタッフ一人一人の能力に頼っていると、組織が疲弊してしまう危うさもあります。職業柄というか余計なお世話なのですが、それについてはお客様アンケートに記しておきました。
「私がいただいたこの満足を、ぜひ素晴らしいスタッフの処遇に反映してくださいませ、経営者様」と。
個人的にも色々勉強させられる滞在となりました。
ありがとうございました。
シャトレーゼホテル、オススメでございます。
もちろん案件ではありませんよ。本音でオススメしたいホテルです。
まあ、帰宅後に体重計乗るのが怖いお宿ではありますが。
これも本音でございます。
お世話になりました!


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