まっちゃんの経営ブログ

相談相手がいなくても大丈夫!すぐできる経営の一歩

『売上不振』『人材不足』『相談相手の不在』など、多くの中小企業経営者にとって切実な悩みですよね。資金繰りや事業承継、新規事業への挑戦、DX対応なども重くのしかかります。今回の経営ブログでは、悩みを抱える経営者の方に向けて、すぐに始められる経営改善のアイデアをご紹介させていただきます。

『売上不振』『人材不足』『相談相手の不在』など、多くの中小企業経営者にとって切実な悩みですよね。資金繰りや事業承継、新規事業への挑戦、DX対応なども重くのしかかります。今回の経営ブログでは、悩みを抱える経営者の方に向けて、すぐに始められる経営改善のアイデアをご紹介させていただきます。今日から「即できること」に目を向けてみませんか?

≪このブログで分かること≫

  • 経営者の悩みの原因と影響
  • 費用をかけずに即できる具体策
  • すぐに始められる第一歩のヒント
  • 専門家目線の「現場で効く」アドバイス
  • 事例から読み取る共感ポイント

目次

1.売上が安定しない理由と今すぐできる対策

2.人手不足・人材確保の新しいアプローチ

3.相談相手がいない悩みをどう乗り越える?

4.「お金をかけない」資金繰りと経営改善の知恵

5.事業承継・後継者問題も今日から始める準備

6.DX・新規事業は身近な“気づき”から

7.今日からできる!一歩目を踏み出すためのまとめ


みなさん、こんにちは。
忙しいから 楽しいに。~ 未来が見える(だから)笑顔になれる ~
皆様の成長促進パートナー 中小企業診断士のまっちゃんです。
 中小企業の現場を駆け回り、組織改革や事業承継などの課題解決をお手伝いしています。


1.売上が安定しない理由と今すぐできる対策

売上不振は多くの経営者にとって大きな悩みです。ですが、今すぐできる工夫も意外と多いのではないでしょうか。たとえば小売店だったら、既存顧客への声かけや、ついで買い商品やセット割引、限定サービスなどを試すだけでも反応が変わることがあります。うちは値下げしないと売れないという思い込みにとらわれず、価値を伝える工夫をしてみてはどうでしょうか?

商品の魅力や他社と違う点をお客様に改めて伝えてみたり、手書きのPOPを作ってみたり、ちょっとした会話の中で「いつもありがとうございます」と感謝を伝えることも、リピートや単価アップのきっかけにつながることがあります。売上向上のヒントは必ずしも大がかりなことではなく、日常の業務の中にたくさん埋まっていると感じています。一人で思い悩まず、身近な従業員からアイデアを募ってみると、思わぬ提案が出てくることもあります。

ある飲食店では、常連さんにアンケートをお願いしたことで、お店のウリを再認識し、赤字だった経営が黒字になりました。まずは、自社のウリを棚卸しして、明日から「一つ試す」ことから始めてみてほしいと感じています。日々の小さな変化やチャレンジの積み重ねが、やがて安定した売上につながることを、私自身多くの現場で実感しています。


2.人手不足・人材確保の新しいアプローチ

「良い人材が来ない」「すぐ辞めてしまう」…そんな声をよく聞きます。実際、求人広告や条件の見直しだけでは、根本的な人材確保や定着にはつながりにくいことを多くの経営者の方々が思うことではないでしょうか。そんなときこそ、今いるスタッフとの対話から始めてみてはどうでしょうか?日々の雑談や、ちょっとした声かけを大切にして、「困っていることはない?」「もっとこうしたいことは?」と気軽に聞いてみるだけでも、スタッフの本音や小さな悩みを拾いやすくなります。小さな不満や要望を拾い上げ、できることから少しずつ改善していくことで、職場の雰囲気やコミュニケーションが自然と明るくなり、離職防止にもつながります。

採用活動の際には「仕事のやりがい」「成長できる機会」「職場での人間関係」などを丁寧に伝えることも大切です。時には、入社前に職場見学やスタッフとの面談機会を設けると、応募者とのミスマッチを防ぐことができ、早期離職のリスクも下げられます。「人が集まる会社」は、身近な声を大切にする会社だと感じることがあります。現場の声にしっかり耳を傾け、スタッフと一緒に職場をより良くする仕組みづくりを重ねていくことが、人材確保と定着の第一歩だと思っています。


3.相談相手がいない悩みをどう乗り越える?

「何でも話せる人がいない」「社内に相談できる人がいない」と感じている経営者も多いと思います。特に中小企業経営者の場合、立場上なかなか本音を話せる相手が限られ、「誰にも相談できずに一人で抱え込んでしまう」という状況に陥りやすいです。

しかし、今は経営者仲間や専門家のちょっとしたアドバイスが大きなヒントになる時代です。実際に、異業種交流会やオンライン勉強会、地元商工会などの勉強会などに参加してみると、似たような悩みを持つ経営者が多く、「自分だけじゃない」と感じてホッとした、という声もよく聞きます。ちょっとした日常の悩みや不安を共有したことで、他業種の視点から新しいヒントや発想がもらえたり、自社とは違うやり方に出会えるのが外部の知見の最大の魅力だと思います。

専門家やコンサルタントの「ワンポイント助言」も非常に有効です。たった一度の相談でも、自分にはなかった視点や今後のヒントが見つかることが多々あります。たとえば「今の経営課題、他社ではどう解決しているか?」「補助金や助成金、最新の活用事例は?」など、外部からの新しい情報やノウハウを得ることで、自分の世界が広がり、視野がグッと広がったという経営者も多いです。商工会・商工会議所や中小企業基盤整備機構、よろず支援拠点など、無料で相談できる環境も整ってきています。

一人で悩み続けるより、小さな一歩から「話してみる」「誰かに相談してみる」ことの大切さをぜひ実感してほしいと思います。外部の知見は、孤独をやわらげるだけでなく、経営の可能性を大きく広げてくれる存在だと思います。


4.「お金をかけない」資金繰りと経営改善の知恵

どんぶり勘定の会社も潤沢にお金があるときはよいのですが、『なぜ、あのとき、もっと考えていれば!』と、資金繰りが厳しくなってから相談に見えます。はやくお会いできていたらと思うこともしばしばです。
黒字でも資金繰りが厳しい…という会社もあるでしょう。そんなとき、お金の出入りを見直す小さな工夫で意外と改善できることが多いと感じています。たとえば、定期支出の見直しや、在庫管理の徹底、仕入れ先との支払い条件の再確認など、すぐに実践できることが意外と多いからです。
月1回の「支出チェック会」を始めたり、使っていないサブスクリプションの解約や、光熱費の契約プラン見直し、備品の共同購入によるコスト削減など、細かいところにも改善の余地があります。業種によっては、売掛金を早期に回収する仕組みをつくることで、資金繰りが安定したという声も聞きます。

まずは、「めんどう」とか、「いまさら」とか、「恥ずかしい」といった感情をいったん脇に置いて実践することこそが、経営改善の要諦だと思っています。
資金繰り安定の第一歩は、日々のちょっとした工夫や習慣づくりから。小さなことでも必ず一つ見直しをしてみることが、結果として大きな経営改善につながると感じています。


5.事業承継・後継者問題も今日から始める準備

「まだ先の話」「話しにくい」…でも事業承継の準備は、今から小さく始めることが一番だと思います。つい「後でいいや」と先送りしがちですが、いざという時に慌てないためにも、日頃からの小さな積み重ねが何より重要だと感じているからです。たとえば、普段の業務を少しずつ引き継いでみる、後継候補者に自分の想いや経験を語ってみる、ちょっとした業務の進め方や取引先への対応ポイントを日常の会話やメモで共有してみるなど、特別なことをしなくてもできることがたくさんあります。

「普段の仕事を一緒に体験してもらう」「大事にしている取引先への訪問を同行してもらう」「経営会議にオブザーバー参加してもらう」など、小さな経験を積み重ねることで、後継者の自覚や意欲も自然と高まります。

事業承継は技術やノウハウだけでなく、創業者や現経営者が大切にしてきた価値観や経営哲学を伝えることだと思っています。うちの会社には経営理念なんてないと言われる経営者であっても、「こんな想いで会社を続けてきた」「この商品にはこういう背景やこだわりがある」といったストーリーやエピソードを持っておられます。それこそが、その会社の価値観であり経営哲学そのもの。承継は突然やってくるものではなく、じわじわ進めていくことが大切だと感じています。今できる小さな一歩から始めてみることが、事業承継だと思います。


6.DX・新規事業は身近な“気づき”から

「DXって難しそう」「新しいことはハードルが高い」と感じがちですが、現場の困りごとをデジタルで解決できることは意外に多いものだと感じます。在庫や売上の簡単な管理から無料ツールを使い始めた会社が、結果的に業務の効率化を実現した事例もあります。難しいものだとか、私には無理とか考え悩まず、「これ面倒だな」と感じていることから目を向けて、少しずつIT化していくのがおすすめだと思います。

たとえば、エクセルでの集計やクラウドの無料アプリを導入するだけでも、伝票の転記ミスや集計作業の手間が減るなど、すぐに実感できるメリットがあります。無料の会計ソフトや予約管理ツール、オンラインストレージの活用など、初期費用をかけずに取り入れられる仕組みも増えています。

そもそも、どこから始めればよいか見当が付かなくても大丈夫!まずは気になることを人に話してみることから新たな行動が見えてきます。「何が一番手間か」「どこをラクにしたいか」を現場のみんなで話し合うことから始めてみてはいかがでしょうか。


7.今日からできる!一歩目を踏み出すためのまとめ

どんな課題も、一度にすべて解決しようとすると重荷になりがち。だからこそ、今日できることを一つ始めてみることが、経営を変える大きなきっかけになります。小さな一歩を踏み出すことが、未来の明るい経営につながると思います。経営は日々選択の連続ですから、今日できることから始めることが大切。この経営ブログが皆様の経営を伸ばす一助となれば嬉しいです。

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