こんにちは。
DSSで助手を務めている松山と申します。よろしくお願いいたします。
今年も桜の季節がやってまいりました。
4月に入って関東圏の桜はほぼ満開で、緑が混じった枝もちらほら見かけます。
あちこちで桜にちなんだ催しが行われたり、桜見物の人が楽しそうに歩いていたりととても賑やかです。
今年は雨の日が多いせいか、開花タイミングにバラつきがある気がします。片方の木は満開を過ぎて新緑の葉っぱが混じっているのに、隣の木はまだ堅いつぼみのままだったり。まあ、いつもより長い期間、桜を眺められるのでこんな年があっても良いかなとポジティブに考えることにします。

最近あらためて思うのが、桜の花がもたらす日本人・日本社会への影響についてです。ミクロの視点では日本人のメンタリティ、マクロでは経済効果にまで広く関わってくるのが桜の花の力、「さくらパワー」です。
大前提として日本人は桜が大好きということがあります。まあこの時期のお祭り騒ぎを考えれば納得です。私も開花情報を確認したり、桜の新商品をチェックしたりと落ち着きません。

目黒川の桜並木も人気ですね。夜のライトアップも幻想的できれいです
桜の花が咲く様が美しいというのもありますが、春という時期に開花するからより感じるモノがあるのでしょうね。日本は年度単位で物事が動きがちなので、桜が花咲く時期に人生の転機となるようなイベントが多く発生します。卒業、入学、入社、出会いや別れ等々・・・。桜の花を見ると記憶の引き出しから思い出があふれてきて、色々な想いでこの時期を過ごすのだと思います。

この時期には桜にちなんだ楽曲も多くリリースされます。桜や春を歌う名曲も多いです。AKB48のデビュー曲「桜の花びらたち」、ケツメイシの「さくら」、あいみょんの「桜が降る夜は」等々、「さくら楽曲」はいつの時代でもこの時期のド定番なのですが、どの曲も心揺さぶられます。
因みにアメリカの人気バンド「Bon Jovi」の日本ファンへのアンサーソング「Tokyo Road」は「さくらさくら」のフレーズで始まります。
「さくら」という単語自体に言霊が宿っているから、楽曲の歌詞に選ばれやすいのかもしれませんね。我々はこの言葉だけで色々な想いを抱くのですから。

桜を冠した商品やサービスもあちこちで見かけますし、経済を廻す力も半端ないです。スタバの桜グッズを毎年集めている友人もいますし、私は毎年この時期になると桜餅が食べたくなります。
「さくらパワー」は本当にすごいです。

海外でも桜は人気のようですね。
昨年の11月、代々木公園を歩いていたら、実直そうなインド人の若者に声を掛けられました。聞き取りやすい英語で「両親を日本に連れてきたのですが、桜をみせてあげたい。どこに案内すればよいでしょうか?」と後ろで優しそうに微笑む両親に目線を移しながら聞いてきたのです。
「落ち葉舞い始めた季節に桜って・・・いや、冬桜ってあったな。今みられるんだっけ?」
一瞬パニックになりながらも、できる限りこの家族のリクエストに応える方法はないものかと脳みそをフル回転させました。結局、この時期にみられる花をネット検索して紹介するしかありませんでした。面目ない。

台湾でも桜(櫻花)は人気です。現地の桜は日本のものより大振りで色鮮やかな花を咲かせます。台湾も開花時期はお祭り騒ぎです。因みに大手の厨房器具メーカーで“SAKURA(台湾櫻花)”という会社も活躍しています。
ある年に千鳥ヶ淵の桜見物に出かけた時、日本に対して厳しい態度をとることで有名な台湾の政治家が、桜の木をバックに満面の笑みを浮かべて支持者の方達と記念撮影しているのを見かけてほっこりしたことがあります。満開の桜は優秀な外交官かもしれません。

千鳥ヶ淵は立地も良いので、インバウンドにも人気ですね
鮮やかだけど慎ましく、儚くも優雅に咲き誇る桜の花を眺めながら、あれこれと考えてしまいました。最近は開花=杉花粉飛散のピークなので、桜の花咲く時期は憂鬱になるのが残念なんですけどね。
皆さまは桜の花をどんな気持ちで鑑賞されていますか?
では、今年度もDSSをよろしくお願いいたします!

川崎側の多摩川河川敷にて。ガルクラの第8話の聖地「多摩川スカイブリッジ」のそばです
こちらのサイト(note)からもご覧いただけます。
この記事へのコメントはありません。