みなさん、こんにちは。
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皆様の成長促進パートナー
中小企業診断士のまっちゃんです。
中小企業の現場を駆け回り、組織改革や事業承継などの課題解決をお手伝いしています。
「うちの会社、もしかしたら…」そう思ったことはありませんか?
時代の変化、競争の激化、人材不足…中小企業を取り巻く環境は厳しさを増すばかり。「再建」という言葉が頭をよぎっても、何から手を付けていいのか、どこに相談すればいいのか、途方に暮れてしまう経営者の方も少なくないと思います。
私も中小企業診断士として、数多くの企業の再建現場を見てきました。その中で痛感するのは、「再建は、机上の空論では絶対に成功しない」 ということでした。どんなに素晴らしい戦略を立てても、実行に移せなければ絵に描いた餅で終わってしまうからです。
特に企業の再建は難しい一面があります。中小企業の再建では大企業と本質的に異なり、負の遺産をそのまま引きずって再建をしなくてはなりません。大企業のように債権を放棄したり、支援企業が現れるのは稀だからです。
「現状分析が大事」と、コンサルタントなら誰でも言うことですが、ここからが本当に難しいんです。なぜなら、経営者が現状を直視することは、「目を背けてきた現実」 と向き合うことだからです。売上減少、顧客離れ、従業員の不満、借入の返済などなど、見たくないものほど、目をそらしたくなるのが人情だからです。
でも再建の第一歩は、そこから目をそらさずに、「ありのままを受け入れる勇気」 を持つことだと感じています。例えば、健康診断の結果を受け止めて生活習慣を改めるようなものだと思います。会社の現状を受け止め、行動する勇気が再建につながると思います。
再建の羅針盤は、「よそ者」「若者」「バカ者」
私が診断士になるときに、恩師の一人から「企業を再建するには3つのポイントが必要。それは『よそ者』『若者』『バカ者』だ」と教わりました。よそ者とは、外部からの助っ人、そう私たちのようなコンサルタントです。若者とは、倒産は悔しい、何とかなるはずだ、再建させたいと燃える人たちです。そして、バカ者とは、利口者からするとバカ者に映る真っ直ぐな人のことです。
再建の3つのポイント
よそ者
例えば、外部の視点を持つコンサルタント。しがらみのない客観的な目で、問題点を見抜き、解決策を提示する役割。
若者
例えば、「絶対に再建する!」と燃える情熱的な人。倒産を食い止めたい、会社を立て直したいという強い意志が、組織を動かす原動力の役割。
バカ者
例えば、過去の経験や常識にとらわれない発想を持つ人。周囲から「そんなの無理だ」と言われても、信念を貫き、新たな道を切り開く役割。
人数が少ない中小企業では、「若者」と「バカ者」が同一人物であることも少なくありません。このような人たちがいて、会社は再建されるし、こうした人たちの組織力なくして実現しないと教わりました。
この先生は他界なさりましたが、今も私の指針の一つになっています。実際、私が関わってきた現場もそのとおりでした。この会社はいずれ事業が生きずまり、残った土地にはマンションか何か立つのだろうとか、勝手に近い未来を想像したこともあります。
自分自身のことは鏡に姿を映さないとわかりませんが、自分以外のことはわかるものです。
なので外部からの視点を意識することは、とても重要だと思います。存在だけで会社がよくなったこともあります。

では、成功している経営者と失敗している経営者とは何が異なるのでしょうか?
どちらも、その道の経営経験がありますから、失敗する経営者も、成功している経営者も会社を取り巻く環境への認識に大きな違いはないと感じています。あるとすれば、危機的な出来事に遭ったとき、過去の成功体験や慣れたやり方を引きずり変化を嫌うことが失敗へと繋がっているように感じます。
「若者」や「バカ者」は、第三者の意見にも耳を傾け、まずは「やってみよう」と行動に移します。先送りは百害あって一利なし。「今は時期が悪い」「タイミングを見てから」では、「現状維持」という名の「衰退」 を選んでいるのと同じような気がします。不採算事業の撤退や抜本的な改革は、経営者にとって痛みを伴いますが、先送りすれば傷口は広がるばかりです。
以前住んでいた近くの小川では、時期が来ると蚊が大量に発生します。水の流れが緩やかだからなんです。卵が孵って蚊の幼虫が育つ環境に適しているんですね。早めに水草などを取り除くようにした結果、蚊に悩まされることが減りました。
経営の改革も同じではないしょうか。「様子を見よう」と先延ばしにすると、状況は悪化するばかり。面倒くさい、今さら、怖いという感情を脇に置いて、まずは素直に取り組んでみるスピードがとても大切だと思っています。

最初の一歩を!
企業の再建は、決して簡単な道のりではありません。しかし、「絶対に会社を立て直したい」という強い思いと「変化を恐れないチャレンジ精神」があれば、必ず道は開けると思いませんか?
『よそ者』である相談先も充実してきています。例えば公的な機関では、商工会、商工会議所、よろず支援拠点などが挙げられます。
そこで、最初の一歩として、以下の3つの行動を実践してみてはどうでしょうか。
3つの行動
現場には、改善のヒントがたくさん
従業員との面談を実施し、現場の声に耳を傾けてみる
独自の強みを生かすことが、再建の鍵
会社のウリ、課題を整理し、競合他社との差別化ポイントを見つける
専門家の視点を取り入れる
近くの専門家(中小企業診断士など)に相談し、客観的なアドバイスをもらう
このブログ記事が、皆様の企業再建の一助となれば幸いですし、ご支援されている方、再建に取り組んでおられる方、皆様のご経験、ご意見などをフィードバックしてもらえましたら嬉しいです。
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