みなさん、こんにちは。
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中小企業診断士のまっちゃんです。
人手不足が深刻で、従業員の確保に苦労しているという相談を受けます。人手不足は誰もが耳にする時代になりました。企業側では能力が高い人なら直ぐにでも採用したい、いや来たいという人を拒める状況ではないと考えている会社もあるかもしれません。
従業員の立場からすれば、いまの職場じゃなくても働ける先はいくらでもあると転職のチャンスを窺っている人もいるかもしれませんね。
そのような背景に、経営者の立場なら従業員が採用できれば嬉しいはずですし、優秀な人材が入社したのなら喜びは計り知れません。しかし、ご相談の企業様からは採用のミスマッチ、期待に反するトラブルが発生するケースなどの話を聞きます。
よい従業員が入ってきたと思っていたのに、例えば、『ちょくちょく他の従業員とトラブルを起こす』『慣れてきたと思ったら自分のやり方を通すようになった』では、組織の雰囲気に影響するだけでなく、取引先との信用に関わる事態にも・・・。
このような採用に関わる問題に対処するためには、3つのポイントを確認してはどうでしょうか。
1つめは、自分を過大評価しないということです。ある調査では、『私はわかっている、私は理解している、私は理解してもらっている』といった、誰もが知らずに過大評価する傾向があるそうです。なので、自身の価値判断を疑うことで、相手を理解しようという気持ちが働き、人を見る目も養われていきます。
2つめは、求める人物像を明確にし、社内にも浸透させていくことです。例えば、組織風土や当社のあり方を社内で話し合い、ホームページなどでも発信していくことで、求めている人が当社を希望しやすくなり、入社後のミスマッチの軽減も期待できます。
3つめは、『人は自分が当たり前と思うことは、他の人も当たり前だと思う傾向がある』ということ意識することです。当たり前と思わないよう心掛けることで、相手を尊重し相手のことを知ろうとするようになり、風通しのよい組織づくりにもつながります。
まとめると、組織文化や価値観にフィットする人材を雇用することが、採用のミスマッチを防ぐための重要なことではないでしょうか。人手不足の問題は、経営者も従業員も共通の関心事となっています。お互いが理解し合い、尊重し合うことで、より一層理想の会社に近づいていくと信じています。
みなさんの採用や人材育成に関する経験や考えをシェアしていただけると嬉しいです。
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