まっちゃんの経営ブログ

ホームページは必要なの?

ホームページは企業の「顔」として、信頼を築きブランド力を高める重要なツールです。ブログでは、マーケティングの基本法則「AIDMAの法則」を基に、ホームページが消費者の行動に与える影響を解説。また、SNSとの併用で拡散力と信頼性を同時に強化できる方法を紹介しています。さらに、採用活動にも効果的で、企業の成長や人材確保に貢献するホームページの役割が詳しく述べられています。今後の企業運営において、必読の内容です。

みなさん、こんにちは。
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皆様の成長促進パートナー
中小企業診断士のまっちゃんです。

皆さんは初対面の人と会うときに、名刺を差し出して挨拶をすることが多いのではないでしょうか。それは、自分が何者であるかを相手に伝えるための手段だからですよね。
同じようにホームページも会社の『顔』として、「何者であるか」を伝える重要な手段です。ホームページを通じて、会社のサービスや商品の詳細、会社案内を発信し、信頼関係を深めることができます。

AIDMA(アイドマ)の法則

AIDMA(アイドマ)の法則というマーケティングの基本法則があります。これは、まず注意を引き、次に興味を持ってもらい、欲しいと思い、記憶に残り、最後に行動に移す、という消費者の流れを表したものです。

AIDMA(アイドマ)の法則
①Attention(注意)
②Interest(関心)
③Desire(欲求)
④Memory(記憶)
⑤Action(行動)

今でもマーケティングにおいて多くの会社が参考にしているAIDMA(アイドマ)の法則は、アメリカのローランド・ホールが提唱した「消費行動」の仮説として有名です。インターネットの普及により、法則は進化していますが、基本は変わらないです。法則は会社のホームページにも当てはまり、サービスや商品の魅力を伝えて行動を促す大切な役割を果たします。

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AIDMA(アイドマ)の法則

SNSだけで十分ではないの?

「情報発信はSNSだけで良いのでは?」と感じる方もいらっしゃいますよね。
SNSを使って会社や商品のイメージを向上させたり、集客を行ったりすることは有効な手段です。SNSは手軽に始められ、ユーザーとのリアルタイムなコミュニケーションが可能ですし、情報の拡散力も強力です。頻繁に投稿することで、新しい情報を継続的に提供でき、フォロワーとの関係性を深めることができます。

しかし、SNSにも苦手なことがあります。まず、すぐ投稿が流れてしまい、時間が経つと新しい情報に埋もれてしまうことが多いです。またSNSは、その仕様によって投稿できる文字数や画像数に制限があり、イメージを伝えることは得意ですが、掘り下げた情報発信は苦手なところがあります。
これに対し、ホームページは長期的な情報の蓄積が可能なので、検索エンジンに引っかかりやすいというメリットがあります。特に、会社の内容、過去のブログ記事やFAQ(よくある質問)などは、必要なときに見つけやすいです。さらに、SNSのようにログインしなくても誰でもアクセスができるので、幅広い層に届けることができます。

ホームページとSNSの併用がベスト

SNSがあれば、ホームページは必要なさそうな業種もありますが、多くの会社にとって、私のおすすめはホームページとSNSの併用です。

①SNSは短期的な拡散力やユーザーとのコミュニケーションが得意
②ホームページは情報の蓄積や深い情報提供が得意

たとえば、SNSでセール情報やキャンペーン情報を投稿し、興味を持ってもらったユーザーがホームページにアクセスして、さらに詳しいサービス内容や価格、利用方法を確認するという流れが考えられます。

SNSの情報拡散力を生かしたセールの情報、キャンペーン情報、つぶやきなど、愛着度を高める効果の受け皿をホームページが担えれば、必要なときに必要と思い出してもらえる仕組みが期待できそうですね。

さらに、ホームページには、商品やサービスの紹介だけでなく、会社の信頼性を高める役割もあります。事例紹介や社員インタビュー、会社のビジョンをしっかりと伝えることで、消費者や取引先だけでなく、求職者にも魅力的な会社として映ることが期待できます。

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ホームページとSNS

採用活動にも効果的なホームページ

今や、「人手不足」という言葉はビジネスの場で当たり前に使われるようになりました。人材の確保が課題となる会社にとって、ホームページは採用活動においても大きな武器です。ホームページに求人情報を掲載している会社も多く見かけるようになりました。
また、従業員が「うちの会社はこんなビジョンを持っているんだ」とか感じ、愛着を持つきっかけを提供できるのもホームページではないでしょうか。愛着が深まることは従業員の定着につながります。

求職者が会社を調べる際、ホームページがしっかりと整備されているかどうかは大きなポイントです。会社がどのような実績を持っている、どのような価値観を持っているかが伝わりやすくなり、求職者が興味を惹かれやすくなります。また、求職者にとって入社前と入社後の印象の変化が小さくなり辞めない、会社にとっても求めている人材が確保しやすくなり採用のミスマッチが減るなどの効果が期待できるのですから、メリットは大きいのではないでしょうか。

結局、ホームページは必要なの?

今回のブログでは、会社にホームページの必要性をテーマにしました。ホームページって、単なる情報発信のツールではなく、会社の「顔」としての役割を果たすものだと、改めて感じた方もおられたのではないでしょうか。
SNSと併用することで、拡散力と信頼性の両方を手に入れることができ、長期的な成長を下支えするホームページって、存在価値が大きいですね。
信頼関係を深め、長期的な成長をサポートする存在として、今後も欠かせないでしょう。みなさんのビジネスに当てはめて最適な方法を考え、ぜひ実践してみてください!

もちろん、情報発信のやり方に決まったものはありません。大切なことは、みなさんの会社にとってベストと思える手段を、まずは実践することだと思います。
ぜひ、みなさんのお取り組みもシェアいただけましたら、私にとっても学びが深まります。

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