まっちゃんの経営ブログ

沼津ノススメとワタシ的地方創生

今回はパートナー診断士 松山さんのブログになります。

こんにちは。
DSSで助手を務めている松山と申します。よろしくお願いいたします。

先日、静岡県の沼津市に行ってまいりました。同市は静岡東部の主要都市で、伊豆半島の根本にあり、駿河湾に面した自然の豊かな場所です。転勤族の家庭で育った私は、この街に数年間住んでいました。現在の自宅からは日帰りが可能な距離ですし、親類や友人もいるので、今でも時々足を延ばします。なんだかんだと沼津との縁は30年以上続いているので「自分の第二の故郷」といった感覚があります。

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NEOPASA駿河湾沼津(上り方面)から観た沼津市内と駿河湾。
対岸の岬は大瀬崎(沼津市)でダイビングスポットとして有名。
ゆるキャン△の聖地巡礼スポットでもあります。 
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このSAにある「いでぼく」のソフトクリームはとても美味しいです。
かなり濃厚です。足柄SAや海老名SA等でもいただけます。
本店は富士宮市の牧場にありますがジェラートのみの提供です。

 

東京出身の友人に「沼津と言って連想するのは何?」と聞くと、「海と山がある」、「富士山が良く見える」、「沼津港の海産物(あじのひものや深海魚)」、「過疎」と言われました。
なるほど当たっているけどそれだけじゃないぞ、と考えてみると…あれ?沼津の魅力や特徴って何だっけ?とすぐには言葉が浮かんできませんでした。

少し焦って図書館に行き「るるぶ」や「まっぷる」などの旅行ガイドを開いてみましたが、静岡版では沼津市の扱いはほとんど無く、両隣の富士市や三島市、周辺地域の紹介でページが埋められていました。沼津の案内は、沼津港の海産物グルメとアニメ「ラブライブ!」の聖地巡礼特集しかありませんでした。
旅行ガイドに案内がほとんどなかったのは、そもそも魅力的な観光コンテンツがないのか、それともまだ掘り起こされていないのかわかりません。ただこれでは沼津は旅行の目的地としては選ばれにくい状況であると思います。

先日、あるシンポジウムで地方創生に関する研究発表を聴講しました。
そこで要点とされたのが、

1,創生に関わる者が、自らの歴史を認識する
2.歴史的な建築物や文化を都市計画に組み込む
3.リピーターを呼ぶためのオーセンティシティ(真なる価値)の創出

という3つの視点でした。その土地の価値をきちんと理解して、地域全体で盛り上げる仕組みを作る。そして価値あるものを単なる文化財として飾るのではなくて、何度も足を運んでくれるような仕掛けを作る、ということです。

今年の春に沖縄の友人に会いに行き、一緒に食事をしました。その時、同行した東京の友人が「沖縄料理って美味いっすね!」と言うと「おいしいさー!」と満面の笑みを浮かべて即答した友人のことを思い出します。その土地の文化や歴史を学び、郷土愛や誇りを培い、それをきちんと発信する彼はとてもカッコいいと思いました。
恥ずかしながら今の自分は、沼津の魅力も価値も上手く伝えられません。まずはオススメポイントを整理して、聞かれたら即答できるように手札を揃えるところから始めようと思います。地道に沼津観光アンバサダーを目指すことにします。

そこでささやかですが、沼津の魅力を伝えるためにおススメの「食」情報を紹介したいと思います。伊豆旅行で経由する時や「ラブライブ!」の聖地を巡礼する際にも、沼津で食事をしたりお土産を買うかもしれませんので。
あくまで「ワタシ的おススメ情報」なのでとても主観的です。その点はご了承下さいね。

まずグルメスポットとして有名な沼津港周辺のお店ですが、老舗店「双葉寿司」は安定の美味しさです。大人数なら「さかなや千本一」は席数も多く、みんなで美味しい料理を楽しめます。
西伊豆に向かう途中、下香貫にある「弥次喜多」食堂には、よく県外の友人を連れて行きます。新鮮な魚介類をお腹いっぱい食べられるお店で、友人からの評価も高いです。

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「弥次喜多」はどの料理も美味しいですがアジフライを試していただきたいです。

美味しいお寿司をリーズナブルにいただくなら、チェーン店舗「沼津魚がし鮨」がおススメですが、沼津片浜店が入店しやすいです。片浜店では余った魚の部位を使った総菜がテイクアウトできるのでご自宅向けの土産にも良いと思います。クルマならショッピングモールの駐車場が使えますし、JR片浜駅からも徒歩3分程度とアクセス条件も良いです。

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「沼津魚がし鮨」なら近海握りがおススメ。駿河湾で採れた近海モノのセットです。 

沼津や三島は川料理も有名です。美味しい鰻を提供する店が何軒もあります。我が家は「魚与うなぎ店」(テイクアウトのみ)や隣町の清水町にある「うな繁」を良く利用します。

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沼津と三島は鰻も美味しい街です。「うな繁」では、色々な川料理を楽しめます。 

JR沼津駅の近くにある「中央亭」もおススメです。メニューは餃子とライスのみです。この店の餃子は焼いた後、蒸しゆでにしていて不思議な味わいがあります。テイクアウトもできますが人気店なので予約必須です。我が家でも馴染みの味なので、沼津に行く際は必ず予約します。同じ製法で作られた餃子を楽しむなら「北口亭」というお店もあります。

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「中央亭」の餃子は1つが大きいけれど、皮が柔らかいのでとても食べやすい。
餡の味付けもマイルド。 

甘いお土産には富久屋の「イタリアンロール」ケーキはいかがでしょうか?濃厚なクリームとしっかりしたスポンジをシュー皮で包んだ贅沢な洋菓子です。これも我が家の好物で必ず予約して持ち帰ります。事前の電話注文必須です。通販はもちろん、店頭からの発送もしていないので持ち帰りのみです。沼津市内以外では伊豆長岡にある(親族が営む)「ふくやEMAIR」というお店や三島駅新幹線口のキオスクでも購入できます。三島駅には13時ごろ入荷予定なので、早めの確保をオススメします。

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「冨久屋」のイタリアンロールは、ありそうでないケーキ。 
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生クリームを挟んでいるらしいけど、バターっぽいコクがあります。
真ん中には栗の甘露煮が入っています。 

沼津のパン屋さんバンデロールの「のっぽパン」はお手軽価格のお土産になります。フレーバーは豊富ですが、定番のクリームと丹那牛乳味をまずはお試しいただきたいです。市中のスーパーや駅のキオスク等で販売しているので気軽に購入できます。

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「のっぽパン」はあまり日持ちしないのと、長いので持ち運びに注意が必要。 

また、沼津の名物ではありませんが、県内の人気レストラン「さわやか」のハンバーグも楽しめます。御殿場プレミアム・アウトレットのそばにある店舗は毎日何時間待ちという混雑ですが、JR沼津駅から徒歩20分程度の「沼津学園通り店」やJR三島駅から車で5分程度の「長泉店」、富士市吉原地区にある(富士警察署の近く)「富士錦店」は食事時を外せば楽に席を確保できます。両隣の富士と三島にも塩を贈ることになってしまいますが、まあそこは静岡東部地区で盛り上げていきましょうということでご容赦ください。

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人気レストランの「さわやか」も、沼津周辺まで来れば待ち時間少なく食べられます。 中がレア状態で提供されて、自分の鉄板でじゅうじゅう焼くのが楽しいですね。 

以上、まだまだありますが誌面の都合もあるのでこの辺で。
沼津訪問の際やラブライバーの皆様の参考になれば幸いです。

地方創生と大仰なことを言いましたが、我々が期待されることは、まずその街を好きになり、応援団になって、推し活をすることなのかもしれませんね。

こちらのサイトからもご覧いただけます。

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