まっちゃんの経営ブログ

佐賀を推します

最近、ハマりつつある佐賀について綴ります。
九州に行く時の目的地は、公私共に福岡と長崎、鹿児島が中心です。
佐賀については、福岡から長崎に向かう際に通過したり、福岡の郊外、佐賀との県境にある取引先の物流拠点に立ち寄るぐらいで、ゆっくり訪問する機会がありませんでした。

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昔、福岡から足を延ばして呼子まで行きました。加部島から玄界灘を望む

地図を広げてみると、佐賀県は大都市福岡にもアクセスしやすい好立地であることがわかります。九州の友人にも「佐賀は福岡のベッドタウンだよ」と聞かされるので、宅地造成や郊外型ショッピングモール開業など開発著しい県なのかなと思っています。

一方で私が佐賀で想起するのは、日本史の授業でもお馴染みの「吉野ヶ里遺跡」、焼物の雄「有田焼」や「伊万里焼」、食べ物なら「佐賀牛」とか「呼子のイカ」あたりでしょうか。無知をさらけ出してしまい、恥ずかしい限りですが。

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唐津バーガーもいただきました
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佐世保バーガー的美味しさでした


「あまり立ち寄ったことないから知るわけないじゃん」という言い訳で今まで逃れてきたわけですが、最近は松村代表に佐賀(西部)を案内していただく機会が増えたので、じわじわと知見を広げています(当社比)。
愛読する「ざつ旅」の中でも佐賀をめぐる話があったので、最近は興味も大きくなっています。

といっても、実際に佐賀をゆっくり訪問したのは数回程度なので、偉そうなことは言えません。ですが、佐賀には「あ、なんか良いかもしれない」と直感的に感じるものがあるので、これからも機会を見つけて廻ってみたいなと思っています。


数少ない私の佐賀訪問ですが、西部エリアが中心です。
最初は波佐見焼(長崎県)を見る流れで、隣接する有田や伊万里、嬉野や武雄を案内していただきました(佐賀県)。

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嬉野の名物「温泉湯豆腐」も美味しかったです。豆腐にコクがあります


出発前に自宅にある食器類をチェックして必要なもの(買って良いもの)を現地で探したり、気に入った焼物を少しだけ買ったり、ショッピングを楽しんでいました。山を隔てただけの決して広くはないエリアに、焼物の名産地がいくつもあるのは面白いし、とてもありがたいと思います。

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有田焼の店が軒を連ねる「アリタセラ」。日用食器から美術品まで幅広い陶磁器が扱われているショッピングモール


個人的には波佐見焼の機能性に惹かれるのですが、最近の流行りなのかモダンで日常使いにぴったりの有田焼もあるので、佐賀の焼物めぐりも楽しみになっています。
いつも財布の紐が緩みそうになるので、キュッと縛り直して自制しています。

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センスの塊のようなオシャレ洋食器が並んでいて、購入衝動が抑えられなくなります笑
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MARUBUN SHOP & BAKERY CAFÉ」では、併設したカフェで焼きたてのパンもいただけます。購入したパンの写真を撮っていたら、レジのお姉さんがメニュー札を持ってきてくれました笑



次に「有明海」が観たいという私のリクエストに応えていただき、鹿島市に連れて行ってもらいました。

有明海沿岸にある肥前浜宿は日本酒のトップブランド「鍋島」を造る蔵元「富久千代酒造」がある銘醸処です。周辺の酒蔵通りもきれいに整備されて、とても雰囲気のある街並みになっていました。

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天気が良くなかったせいか、人出も少なくゆっくり散策できました。


日本酒呑みの先達である私の弟から「鍋島は美味いよお、兄貴」と、飲むと良く言われるので、自分的にはちょっと聖地巡礼気分になり、楽しかったです。また松村代表に鍋島もいただき、後日ありがたく頂戴しました。それはもう美味しかったです。ご馳走様でした。

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富久千代酒造さんに聖地巡礼


もちろん、この時初めて有明海を観たので感動しました。生まれも育ちも太平洋沿岸部の私にとり、内海の景色ってとても新鮮なんです。瀬戸内海然り、錦江湾然り、大村湾然り、そして有明海然り、私が良く知っている海の景色ではありません。海抜もほぼ無い海岸線に電車が走ってるなんて、想像できない絵面なんです。

特に有明海の沿岸には、干潮の時間帯に案内していただいたので、それはもうびっくりでした。完全に干上がってしまった海岸を見て「これ、もう戻らないんじゃないかな?」と真面目につぶやいてしまいました。

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干潟初心者には衝撃の景色でした


代表には「いえ、満潮時には普通に海水が戻るのでご安心下さい(ニッコリ)」と、優しくご教授いただきました。

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カニやハゼやムツゴロウらしきものがたくさん。逃げ遅れたんじゃなくて、これが日常なんですね



そして先月、訪長崎の際に連れて行ってもらったのが小城市(佐賀県)です。かつて同市は長崎から門司・下関に砂糖を運搬する道中(シュガーロードと呼ばれる)にあり、とても栄えていたそうです。また、街道筋には砂糖を使った名物料理が色々とあり、小城市は羊羹が有名だったとのこと。実際に小城市を訪ねてみると、羊羹屋さん(和菓子屋で羊羹の旗を掲げている)が町のあちこちにあって驚きました。

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小城市の北部にある「須賀神社」から市内を見渡せます


今回は同市内にある「村岡総本舗」さんに行って、色々な和菓子(和洋菓子)を購入してみました。店舗で色々聞いてみたのですが、羊羹は世界は広くて深いですねぇ。羊羹の試食と濃いめのお茶をいただきながら、相槌を打ちまくってしまいました。

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看板建築が渋い「村岡総本舗」さん店舗
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試食でいただいたナッツ羊羹。とても美味しくて気に入りました


村上総本舗さんで買ったものの中で、特に美味しかったのが「シベリア」です。これは今まで食べたシベリアのみならず、和洋菓子の中でもトップクラスの美味でした。同店のシベリアは、皆様にもお勧めしたい逸品です。

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シベリアの美味しさに衝撃を受けました。バター風味のしっとりカステラと羊羹餡がベストマッチ
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もちろん、ナッツ羊羹も購入。ウイスキーに合いますね
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「鳳梨萬頭」は、名前の通りパイナップル餡が入ったお菓子なのですが「おんらい」という表記に心が動きました。これ、台湾語なんですよね。


あと、幻の羊羹と言われる「岡本為吉本舗」さんのものも、事前に代表に手配いただき、手にすることができました。とにかく生産本数が少ないので、入手困難な商品とのこと。
もちろん美味しかったですよ。
諸々ありがとうございました。

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画像上が「岡本為吉本舗」さんの羊羹です


シベリア、また食べたくなってしまいました。
これからも佐賀に通って、色々な魅力を見つけたいと思います。

(note)からもご覧いただけます。

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