駄菓子の魅力って何でしょうか。
先日、友人と「駄菓子食べたくない?」と盛り上がり、近くのコンビニやドンキで買い集めてあれこれ試してみました。これが思った以上にハマり、味を楽しむだけでなく、駄菓子にまつわる思い出話で盛り上がりました。最後はお酒も入り、グダグダになりましたが・・・。
その時ふと思ったのが、「どうして駄菓子は大人(オッサン)までも惹きつけるのだろう?」ということでした。そして酔いがさめた後、駄菓子の魅力を考えてみたのですが、意外に切り口が多いことに気づき、感心しました。今も子供から大人にまで支持されている駄菓子ですから、多彩な魅力・商品力を持っているのは当然なんですけどね。
自分なりに整理した駄菓子の魅力&その他については、以下の通りです。
よろしければご一読ください。
目次
駄菓子の魅力について
1. 手軽さと価格の魅力
駄菓子は一つ数十円から買える手軽さが大きな特徴です。子どもでもお小遣いで気軽に買え、大人にとっても「ちょっとした懐かしさ」を手頃に楽しめる点が支持されています。もちろん、丁度良いボリュームで食べきりサイズというのも魅力ですね。
2. 種類が豊富で遊び心がある
ラムネやあめ玉、スナック菓子、チョコレート、くじ引き付きのお菓子など、種類の幅がとても広いです。味覚だけでなく「当たり外れ」「形の面白さ」「食べ方の工夫」といった遊び心があるのも魅力です。

加えて文化的な側面にも注目してみると、
3. 多くの世代が共有できる懐かしさ
昭和や平成の子ども時代を過ごした人にとって、駄菓子は「思い出」と直結しています。駄菓子屋や学校帰りの光景とともに記憶され、大人になっても懐かしさや郷愁を呼び起こすアイテムです。
4. 地域性とコミュニティ機能
駄菓子屋は子どもたちが自然に集まる「小さなコミュニティの場」として機能してきました。現在も地域のお祭りやイベントなどで駄菓子は親しまれ、世代や地域を超えた交流を生む存在です。
5. 文化的価値がある
駄菓子は「安くて楽しい工夫」を凝らした日本独自の文化とも言えます。デザインや名前にもユーモアや個性があり、「昭和レトロ文化」として評価できると思います。

駄菓子は食べ物でありながら、思い出・遊び・文化までも楽しめる存在なんですね。
あと、意外にお酒のアテにも合うので、大人にとっても十分現役の食べ物だったりします。コンビニでも駄菓子の棚を見かけますが、あれって大人も結構買ってるんじゃないかな?売上データを確認したこと無いのですが、一度見てみたいですね。
「ビックカツ」とウイスキーの組み合わせなんかおススメです。ピート香が効いたアイラモルトと一緒に、ソースがしみた魚肉カツをかじるのはどうでしょうか?

駄菓子の種類について
駄菓子の種類についても整理してみました。
1. 甘い系
キャンディ・ガム:ラムネ菓子、フルーツキャンディ、少量ガムなど
チョコレート:チロルチョコ、麦チョコ、チョコ棒など
グミ・ゼリー:フルーツグミ系

2. しょっぱい・スナック系
スナック菓子:コーンスナック類、ベビースターラーメンなど
せんべい系:ソースせんべい、梅せんべい、揚げせんべいなど
乾きもの:いか、タラ、するめなどの珍味系、加工菓子
3. 酸っぱい・しょっぱいアクセント系
梅干し・すっぱい菓子:甘い干し梅、すもも漬け、酢イカ
駄菓子漬物風:赤いすも&大根菓子

4. 遊び・体験系
くじ付き菓子:当たり付きガム・チョコ菓子など
作る系菓子:ねるねるねるね等、型抜き菓子
おもちゃ付き:カード入りチョコ、プラモデル菓子など

5. 飲み物・その他
粉末ジュース系:水に溶かして飲むジュース粉末
駄菓子ドリンク:ビンラムネなど
アイス・氷菓:手ごろな価格のアイス類(ラクトアイス、氷菓)
なかなか区分は難しいのですが、「味の系統」や「楽しめる工夫(遊び心)」でざっくり分けています。
おまけ うまい棒のお好みランキング(n=2)
あと余談ですが、駄菓子の代表選手とも言える「うまい棒」を食べ比べてみて、友人とお好みランキングなんかもつけてみました。酔った勢いでの評価なので、結構直感的に回答しています。ご参考までに。




・・・うまい棒ってやっぱり美味しいですねぇ。ほかの味も美味しかったです。
あらためて思うと駄菓子の「駄」って何か失礼な感じに思えなくもないですね。(価格も原価も)安価なお菓子という位置づけで付けられた一文字なんでしょうかね。慣れ親しんだ言葉ですし、ネガティブなイメージは全くないので、まあ良いか。
これからも美味しくいただきます。(昭和世代のオッサンより)。
(note)からもご覧いただけます。
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