みなさん、こんにちは。
忙しいから 楽しいに。~ 未来が見える(だから)笑顔になれる ~
伴走型 組織づくりパートナーのまっちゃんです。中小企業の現場を駆け回り、組織改革や事業承継などの課題解決をお手伝いしています。
最近、こんな感覚になっていませんか?
〇言わなきゃ回らない。だから言う。
〇言ったら動く。…でも、また戻る。
〇頑張ってるのに、なぜか空気が重い。
社長や管理職は会社を守る立場だからこそ、「気づけば自分が背負っている」状態になりがちです。
しかし、会社が軽やかに回り始める”きっかけ”って、大がかりな制度や新しいルールじゃないことが多いと感じています。
今回のテーマは、人が自然に動き出す対話のつくり方。言い換えると、「社長が話させる人」になる方法です。

目次
会社を変えるのは制度より、たった一つの問いかけと“反応の温度”かもしれません。
会社の空気が重くなる本当の理由
会社がうまく回らない原因は、売上や人手だけではありません。もちろんそれも大きいのですが、現場で強く感じるのは、
「会話の質」が会社の体温を決めている
ということです。
たとえば、こんな状態に心当たりはありませんか?
○報告はあるけど、本音が出てこない
○会議は成立してるけど、意見が増えない
○ミスの原因は分かるのに、改善が続かない
○「指示待ち」が増え、やりがいが減っていく
これって、誰かが悪いんじゃなくて、「話しても得をしない空気」ができてしまっているだけのように思いませんか?
社長が孤独になる負のループ
そして一番の損失は、「社長が孤独になること」。
本音が集まらなくなると、社長は強くならざるを得ない。強くなるほど、周りは慎重になる。慎重になるほど、本音が消えていく。
…この負のループ、けっこう多いです。

「質問」が会社を変える
人は、命令されると反発します。でも、質問されると考えます。これがもう、シンプルで強い真理。
たとえば同じ”依頼”でも、こう変わります。
×「明日までにやって」
→ 受け身になる/やらされ感が出る/言い訳が生まれる
○「明日までにやるとしたら、どう組み立てる?」
→ 相手の脳が動く/自分ごとになる/工夫が出る
質問は、相手をコントロールする道具じゃありません。相手の中にある「やる気の火種」を起こす点火スイッチなんです。
質問が増えると会社が賢くなる
そして社長にとっては、もっと大きい意味があります。
質問が増えると、社長の会社は「情報が集まる会社」になる
情報が集まれば、判断が鋭くなる。判断が鋭ければ、迷いが減る。迷いが減れば、会社は軽くなる。
社長が強くなるんじゃなくて、会社全体が賢くなっていく感じですね。
会話が弾む人の正体は「聴き上手」
よく「話がうまい人は得だよね」と言われますよね。でも、私は現場で逆を感じています。
会話が弾む人は、話し上手というより
「聴き方が上手い人」
です。
相手の話が増える瞬間って、話題じゃなくて、リアクションで決まります。
・うなずく
・笑う
・「それ、いいですね」と言う
・「なるほど!」を入れる
・「それは大変でしたね…」と寄り添う
こういう反応があると、人は安心します。安心すると、言葉が出てきます。
つまり、会話って「情報交換」の前に、安心の受け渡しなんだと思います。

人が変わる鍵は「好意的な反応」にある
人は、行動の直後に”良い反応”が返ってくると、その行動を繰り返すようになります。
・発言したら、うなずかれた
・提案したら、「いいね」と言われた
・報告したら、「助かった」と感謝された
これが積み重なると、発言も提案も報告も「自然に増える」ようになります。
逆のパターンが危険
逆に、
・発言したら、否定された
・提案したら、鼻で笑われた
・報告したら、怒られた
こうなると、人は学びます。
「黙ってた方が安全だ」
だから意見が出ない会社は、能力が低いんじゃありません。「出すほど損をする構造」ができているだけなんです。そうそう、っと思う人も多いのではないでしょうか?
会社の空気を変える最短ルートは、ルール変更でもスローガンでもなく、
社長の反応を一段、あたたかくすること
これが効きます。

社長が変えるべきは「言葉」より「反応」
会社を変えるのは、戦略でも制度でもなく、最初の一歩はいつも
社長の問いかけと、その後の反応
です。
人は、理解されたときに動きます。人は、安心したときに言葉が出ます。人は、肯定されたときに挑戦します。
だから社長は、答えを持つ人である必要はありません。
問いを持つ人であればいいと感じます。
そして、話した人に温度を返せる人であればいい。
それだけで、会社の空気は変わります。

明日からの一手!
最後に、今週の”実験メニュー”として試してみませんか?
①1日1回だけ、誰かに聞く
「最近、なんかいいことあった?」
②返ってきたら、縦展開を1つ足す
「具体的にはどんな感じ?」
③最後に、好意的な反応を返す
「いいですね!それ、めちゃくちゃ嬉しい話ですね。」
これを1週間やってみてはどうでしょうか?
すぐに結果は出ないかもしれませんが、たぶん、社内の言葉数が変わります。そして、空気の重さが変わってくるはずです。
会社って、こうやって”じわっと良くなる”ものだと思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
もし、この経営ブログが皆様の経営力向上の一助となれば幸いですし、「うちの場合だと、どんな質問が効く?」だけでも大丈夫です。気軽に、皆さんの実践やご感想をフィードバックしてもらえましたら嬉しいです。







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