みなさん、こんにちは。
中小企業診断士のまっちゃんです。
さて、売上や利益アップにつなげたいと思うのは経営者の方なら誰でもそうだと思います。
ところで、創業時に事業計画を立てた経営者はどのくらいと思いますか。
あるデータによると3割だそうです。創業後、5年未満で6割が倒産または廃業しているそうですから、事業計画を作ることは経営の要とも言えそうです。
事業計画を立てたから事業を継続するとは言い切れませんが、もっと慎重に計画的な経営に取り組んでいたら、ご商売を続けている方は増えているのではないでしょうか。
次に、既に事業を営んでおられる企業はどうでしょうか。
小規模事業者だと3割強、中規模企業だと5割の企業が事業計画を立てています。
自社の経営課題を把握している。そして、自社の長所や短所を把握している企業も中規模の企業の方か割合が高いことから、やはり経営計画を立てることは経営をよくすることにつながっているようです。
そこで、小規模事業者のみなさん、創業して5年未満のみなさん、事業の継続に有効な小規模事業持続化補助金を活用してはどうでしょうか
採択されるためのコツをお伝えします。既に同補助金に取り組まれた方はおさらいにしてください。
これまで、延べ5,000者以上の支援を通してご縁をいただいた事業者さんの中には、持続化補助金の申請を通しての事業計画の作成のお手伝いもしました。
ひたむきに経営に真正面から取り組み、課題が見えてきたときに使った補助金は、採択の可否に関わらず、経営が良くなっています。
この補助金を機に経営の大切さを学び、経営姿勢が大きく変化したからです。
申請には、パソコンのスキルを身に付ける必要がありますが、持続化補助金はご自分でつくることができます。
理由は簡単。自分の商売を一番よく知っているのは自分だからです。
これまで計画を作ったことがなくても、ご商売を続けてこられたのは、続けられる理由があったからです。経営を振り返り、掘り下げて考える機会が少なかっただけです。
成功する作成のポイントは3つ。
①取り組みたいことは何か?
②取り組むことでどのように経営が良くなるか?
③今の商売のどの隙間を埋めるものなのか?
まずは、この3つをよく考えてみましょう。
これらが具体的であればあるほど、採択に近づきます。
次回は、持続化補助金の構成について解説したいと思います。
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